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Staff interview

陳 碧珠 東京本社 化成品事業部化成品第二営業部係長 / 2011年入社 Chen Bizhu

入社のきっかけを教えてください。

私は中途採用で三光株式会社(以下、「三光」)に入社しました。もともと中国・上海の貿易会社に勤めていたのですが、三光はその当時のお客様だったんです。その会社を辞めてしばらくした頃、当時三光の常務をしておられた方に声をかけていただき、すぐに入社することを決めました。今でも前職の会社との取引は続いていますし、こうして良い関係を繋げる架け橋になれていることが嬉しいですね。

入社当初のことを覚えていますか。

本来であれば中途採用は即戦力を求められますが、私の場合は外国人であるという配慮から、最初の2年間は上司に同行する形でお客様先に伺っていました。当時苦労していたことといえば、やはり文化の違いでしょうか。当然のことながら、頭の中の90%は中国人の考え方を持っていたので、日本の文化を完全には理解できなかったりして。上司が指導してくれていたとはいえ、お客様とのやりとりには苦労しましたし、慣れるまでに時間がかかりました。

どんどん後輩に入ってきてほしいとのことですが。

そうなんです。社内の年齢層を見てみると、これから管理職になる世代が少ないという現状があります。さらに若手となるともっと少なくなる。今はこれで成り立っていたとしても、数年後のことを考えるとこのままではいけないなと思いますね。
また私を含め、部下を持っている20〜30代の社員が少ないんです。部下を育てることは自分の成長にも大きく繋がるので、その環境がないようでは組織的に危ないのではないかと感じています。

なんて固いことを言っていますが、個人的にただただ後輩が欲しくて。もし私に後輩ができたらどんな感じかななんて想像したりしています。
基本的にはその人のやり方を見守るつもりですが、できるだけ遠回りをさせたくないという想いもあるので、近道させてあげられるところは自分の経験をもとにアドバイスしてあげたいですね。コミュニケーションをまめに取ることを大切にしていけたらと思っていますよ。

どのような方が営業職に向いていると思いますか。

私一個人としての意見ですが、お客様のニーズを聞いた上でお客様の役に立ちたいという想いを持っている人であれば、このお仕事は合うのではないかなと思います。だから、明るい性格じゃないといけないなんてことはないんです。ちゃんと人の話を聞けて、できることをやり抜こうという意志があれば大丈夫ですよ。
商品を売ることももちろんですが、信頼を得ることが一番大事。一人のお客様に一つでも信頼してもらえるものがあれば、そこから取引内容や人脈を広げていくことができますからね。三光の良さでもある自由さを上手に使って、お客様のためになる自由な提案をしてもらいたいです。

今後の目標はありますか。

5年以内には課長になれたら良いなと思っています。だからこそ、向上心を持って今できることを頑張っていきたいですし、後輩ができたときには、私が得てきた仕事や経験をどんどん伝えていきたいとも思っているんです。
また会社としては商社としての顔も持っているので、外国人の採用も歓迎していると思います。もっともっとグローバルな環境になっていくと嬉しいです。